転職の手続をするということは、当然ながら、まず今現在働いている会社を退職するところから始まります。退職後の手続きには期限が決められているので、期限を過ぎると当然受けるべき権利を失ってしまうことがありますので注意が必要です。
退職した後、健康保険の被保険者資格を失ってからも、原則2年間は引き続き個人で健康保険に加入できるという制度を任意継続といいます。この制度をうっかりして使えなくしてしまうのはもったいないことです。こういった間違いを防ぐため、転職が決まったら退職してからではなく、できることは退職の前から、必要な手続きと書類を合わせて解りやすくチェック表などに書き出しておくと良いのではないかと思います。
例えば、いままで在籍した会社に離職票-1と離職票-2と雇用保険被保険者証をもらいます。日本は国民皆保険の制度がありますから、いずれかの健康保険に加入することになっています。ケガや病気はいつ見に降りかかるかわかりませんので、前の会社を退職したら、まず最初にこの健康保険の手続きをする必要があると思います。
転職の手続きで、例えばハローワークでの手続きが終わっている場合には、失業認定を受けなければなりません。4週に1度、ハローワークの指定する認定日に失業の認定を受けるようになります。
転職の手続には、年金に関することも大切です。将来のための年金には20歳以上65歳未満の人であれば、国民年金への加入義務があります。年金には、(1)自営の方や学生等、国民年金だけに加入する第1号被保険者(2)国民年金と会社員対象の「厚生年金」、公務員等対象の「共済年金」に加入する第2号被保険者(3)第2号被保険者の配偶者である第3号被保険者の3種類があります。種類を変更するには手続きが必要です。
転職に伴う手続は、今後の生活に必要な保険や年金を中心としていろいろありますので、漏れがないようにしっかりとチェックしながら進めて行く必要があります。